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淡いミント・グリーンを見ると あなたが心に蘇ってきます。
あなたの着古したジャケット...
たまたま同じ色でデザインの違う私のジャケット...
時々交換をして着た時の あなたのコロンの香り...
体についた残り香が とても嬉しかった。
香りが消えるまではあなたがすぐ傍にいて 私を包んでくれて
いるように感じられて。
北に向かいながら夜通し車を走らせていた時の 満天の星空も
脳裏に残っています。
ボリュームいっぱいの洋楽も...
窓を全開にして感じた夏の夜の風も...
小さなダイヤモンドの粒のように 空に散りばめられた星々の
瞬きも。
あなたとは何度も星を見ましたね。
「星を見に行こう」と 近所のラグビー場に出かけた夜から
始まって...
北の街でも 居酒屋の帰り道でも。
いつも私達は星空を見上げて 同じ光に包まれて...
「きれいだね」としか言葉にはせず 同じ空を共有して
同じ空の下に存在していました。
あなたが造った橋の場所を 思い出せないことが残念です。
街の様子もすっかり変わってしまって あなたが作業をしていた
駅前の看板もなくなりました。
毎日のように通っていたあの店も もうありません。
形のあった思い出は 時の流れの中で一つずつ消えていきます。
想いも思い出も 私の記憶の範囲でしか存在できなくて...
あなたの中には どれだけのモノが残っているのかしら?
私達が「私達」でいられたあの頃のことが―
私 あなたが大好きでした。
そして...今でも...
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