小学生の頃...
30代がとても年寄りに思えていました。
漠然と 30歳までは生きていたくないと思い続けていました。
老いてまで 生きていたくないと思ったから―
20代になって...
毎日をとても幸せだと感じて 過ごしてきました。
そう感じることのできない かわいそうな人に出会った時 どうしてか
もうこれ以上の幸せは 私には必要ないと思いました。
幸せだと感じ続けることが とても贅沢に思えたから―
それで...
左手にナイフを当てました。
薬が切れて目が覚めた二日後の 乾いた血の痕はただ虚しいだけでした。
生きているのが楽しくて 生きていられることを喜べるようになって
生き続けることが好きだと思えるようになったのは...
その数年後のガス管を咥えた次の日に 病院で目が覚めた朝でした―
人生が緩やかなカーブを描くのなら いつまでもその頂点にいたいと
そう思うようになりました。
どんなに苦しくても どんなに辛くても どんなに傷ついても 死ぬことに
よって解決できるなんて 甘えた考えは持ってはいません。
だけど逆に...
もうこれで充分だと感じた時に なぜだかそれ以上を求められなくなって
しまうようです。
それが恐くて...
欲しいものを 拒んでしまったりしてしまいます。
自分の力で手に入れるのではなく 与えてもらうことを恐れていたりします。
だから 破壊的な考え方をしてしまうのかもしれません。
もう充分だと感じてしまった時の...
自分の心が一番恐い―
生きていることが好きだと思えているうちは 大丈夫だとも思います。
好きなことを続けていると 貪欲になってしまう部分もあるようで...
決して満たされない部分があることにも 気付いたから―
生き続けていたから...
あなたに出逢うことができました。